[本棚]――[書籍]――[第62回]――[明日への技術へのヒント]
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出版社: 講談社 (1977/09)
ASIN: B000J8WR0Y
時代を追ってその時々の日本の技術を紹介しておられる本です。
ブルーバックス系の本というよりは、普通の新書系な本だった気がしますが。
(´-`).。oO(尤もそうでないと白痴の自分は理解できない訳ですが……)
メインの内容ではないですが、自給自足、小型化を一貫して説いておられたように見受けられました。
小型化に関しては、小さい身長の方が統計的に寿命は長いそうで。
細胞の分裂回数もテロメアDNAとかそこら辺によって決められているならば、大きい方が不利なのか……と、間違ってるであろう直感的理解をしてました(何。
その内に、「『小さくなりたい』と望む人が現れても良い筈だ」という見解を述べられておられました。
確かによくよく考えると、「背が高い」=「カッコイイ」という感覚があるのは不思議なものです。
ルーツを辿れば西欧への憧憬とかまで遡れそうですね。
しかし、日本人は昔から
「新しいものを創るよりかは、取り入れたものを加工することに長けていた」
そうで……一種の諦めが生じますよね(謎。
更に昔からものに心を込めて、或いは、そのものの気持ちになることが多く、昔の文献にも人間以外のものになって詠まれた歌などがあるようです。
今でも脈々と受け継がれてますよね、OS擬人化とか(ぉ。
……矢張り、人の行動を決定する上で国民の枠を越えるのは難しいようですね。