[本棚]――[書籍]――[第70回]――[NHK市民大学叢書 現代哲学 人間存在の探究]
新書: 204ページ
出版社: 日本放送出版協会
ISBN-10: ---
ISBN-13: ---
発売日: 1964/04
何故か検索にひかからない本です(何。
というよりも「NHK市民大学叢書」というシリーズ自体が検索結果で少数しかひかからない辺り割とレアっぽい感じですね。
この著書である木田元というお方はwikiにも載っておられるようですから。
マルクス主義とか現象学とか構造主義とか……そこら辺について語られてる、名前どおり比較的新しい思想・哲学について語られている本です。
著書が冷戦の変容の時期だということを意識すると少し面白い本かもしれません(謎。
どの章でもメルロー=ポンティが出てくるので「著者の方が相当にメルロー=ポンティが好きみたいだ」とか思っていたのですが……
著者がメルロー=ポンティ訳書を出しておられているようで、その辺も関わってくるみたいですね。
うーん……比較的新しいここら辺の哲学でもすらもなかなか容易には理解しがたい、というのが正直な感想ですね。
況してや、今はどのような哲学が主流なのかは存じても居りません。
某巨大板で有名になった(?)ゲシュタルト崩壊とかありますが……
ゲシュタルト心理学なんかも面白そうですね。
動物ですら、個々で認識しているというよりかは全体の中で認識しているという研究結果も出ているそうで。
特定の人間も何処まで要素として分解すれば、その人と認識できなくなるんでしょうね……と訳の分からぬ妄想をしてみます(謎。