さよならを教えて

天使様のルートだけクリアしました><


なんというか……こういう視点の話は卑怯ですね(笑。
記述される物語の話は主人公の視点でしかないから、フィルターがかかっているので核心部分を容易に隠蔽できる、と。
自分が何か書くならば是非この手法をパクリたいな、と(ぉ。
しかし、矢張り核心に迫るのは物語のもうちょっと後半でよかったのではないかという気がしないことも無いです。
初めから、「この物語は主人公の変フィルターかかってますよ」的な雰囲気がでまくりでしたから。


そして結局、ゲームで出てきた女の子は天子様以外は全員主人公の妄想の産物ということみたいですね。
……というか、まひるなんかは獣姦を匂わせる記述もあった気がしますが(;・∀・)
しかし、起こった出来事の何が本当だったのかは曖昧ですね。
主人公が天使様にだけは紳士的な振る舞いだったということでしたが……
実際のところは何をしてたんだろう、という。


自分が始めてやったその手のゲームが『雫』、そしてその次が『痕』という何気に凄く昔の世代なので……
何か、こういう猟奇的なシナリオには一種の懐かしさすら覚えてしまいました。
最近の事情に全く疎いせいもありますが、本当にこの手のシナリオ減った気がしますね(´Д⊂
これくらい狂気じみたゲームがあっても良いと思うんですけどね……
『雫』なんて最初の方の選択肢で
「僕はなぜか、狂気という言葉に強く惹かれるのだった」
という選択肢を選ばないと強制バッドエンドになるくらい、ある意味、酷かったと記憶しているのですが(笑。
そういう訳で、なんとなく『雫』『痕』に似た雰囲気を感じたのでありました。



「結局、彼は負けちゃったんだ、現実に・・・・妄想にも」
というpranさんが一行プロフィールに書いていた意味が漸く分かりました( ^ω^)
自分も現実と妄想に負けそうです(´;ω;`)