第2章-2 【ゲートタイム】

「第十一回MIDI検定試験」

第十一回MIDI検定試験

第2章-2 【ゲートタイム】


(1)[ノートデータの基礎]
[a]…[3]

MIDIにおいて、ノートオン-ノートオフの間の時間分だけ音は発音する。


[b]…[4]

ノーテーションとは「記譜法」のことで、通常用いている楽譜の記譜法を五線記譜法という。
ポジションとはギターなどの弦楽器で左手が押弦する位置を指す際に用いられる単語である。



(2)[スタッカートとゲートタイム値の対応]
[c]…[1]
スタッカートは「短く切って」演奏することを示す記号である。


[d]…[4]
50%あくまで目安である。
個人的にはもっと短く切った方がスタッカートらしく聴こえる気がする。



(3)[レガートとゲートタイム値の対応]
[e]…[2]
レガートは「隙間なく滑らかに」演奏することを示す記号である。


[f]…[5]
我々が通常演奏する時は、喩え音符間に休符がなかったとしても、発音し終えたと同時に別の音を発音することはない。
したがって、通常の打ち込みでは「あるノートのノートオフ」と「次のノートオン」の時間を同じにしない、つまり間に発音しない時間を入れるのが普通である。
なので、レガート記号がある時は楽譜の音符の長さに限りなく近いデュレーション(100%に近い長さ)にする。


(4)[音楽記号の知識]
[g]…[2]

タイは「連続する同じ高さの音を連結して一つの音符の長さにして」演奏する記号である。
テヌートは「次の音まで音を保って」演奏する記号である。
ピチカートは弦楽器等でアルコ(弓)を使わず、指で弾いて演奏する方法である。
マルカートは「1音をはっきりと強調して」演奏する記号である。
レガートは前述。



(5)[ドラム音源の基礎]
[h]…[3]
シングルアサインとはすでに鳴っているそれを消音してから発音することである。


他の単語はMIDIに関係ない用語だと思われる。


(6)[音符の長さとティックの対応]
[i]…[6]
[j]…[1]


四分音符が何ティックかを定義することを「分解能」という。
分解能=480(ティック)が多く見られる。


8分音符 = 4分音符 ÷ 2
なので
8分音符 = 480(ティック) ÷ 2 = 240(ティック)


32部音符 = 4分音符 ÷ 8
なので
32部音符 = 480(ティック) ÷ 8 = 60(ティック)


となる。



――


(5)だけ素で分かりませんでしたorz
周辺の知識を調べながらやってるのですが、正直、良い勉強になります。