免疫学

51.補体は正常ヒト血液中に存在するタンパク質である。
52.血清を56℃で30分加熱処理をすると補体は失活するが、これを非働化という。
53.古典経路は抗原と反応した抗体(免疫複合体)によってC1,2,3,4,5,6,7,8,9の順序で活性化される。
54.第2経路はC3から活性化され、細菌多糖類などによって活性化される。
55.C5b678は膜侵襲複合体(MAC)と呼ばれ、細胞膜に穴を開けて細胞を破壊する(溶菌、溶血)。
56.C3aに対するレセプターが貪食細胞表面にあるので、貪食すべき物質上にC3aが結合するとレセプターを利用して相手を捕らえることが出来る(オプソニン化)
57.C5aやC5b67は炎症部位へ好中球を遊走させる作用をもつ(走化作用)。
58.C3bやC5aはアナフィラトキシンと呼ばれ、血小板や好塩基中や肥満細胞に作用してヒスタミンを遊離させる。
59.免疫によって生体を傷害するようになる反応をアレルギーという。
60.アレルギーは即時型のI、II型と遅延型のIII、IV型に分けられる。















51.○
52.○ 
53.× C1,4,2,3,5,6,7,8,9の順序である。 
54.○
55.○
56.× C3a→C3bと直せば正しい文章である。
57.○
58.× C3b→C3aと直せば正しい文章である。 
59.○
60.× 即時型はI〜III型、遅延型はIV型のみ。