[雑記]――[日記]――[10月25日]――[78ページ目]


黒夢は初期よりもインディーズの方が良かった――神憑的であったという方もいらっしゃいます。
実際に、Dir en greyJanne Da Arcなんかのインディーズの頃の音源も聴いたことはありますが……
個人的にも、楽曲的・歌唱力的なことを別にすれば、黒夢インディーズの世界観に対して及ぶことはないと思います。
そして、これからも楽曲的には勝っていても、その圧倒的な世界観を打ち破れるようなバンドはそう容易く出現するとは思いません。
(´-`).。oO(楽曲的には清春チルドレンと呼べるような方々の方が勝っているとは感ずる所ではあるのですけどね)

単純に「覚悟」の差がこのような世界観を産んだのではないか、と推測してみたりしました。
元々、ヴィジュアル系はアンダーな世界のジャンルだったようで、ライブでは清春さんが首吊りプレイするのが常だったといいます。
そして、一度首を吊ったまま締まって抜けなくなるという事故って病院送りになった譯ですが……

mixiで「最近のヴィジュアル系はおかしい!」という(感じの趣旨の)コミュがありそこそこに人数が居たのですが……
割と成程と思うような批判もコミュのスレッドに結構ありました、「最近のバンドは化粧は上手くなってるけど、化粧の仕方が一緒過ぎて誰が誰だか分からない」など。
そこで一番痛感した批判が「『ヴィジュアル系バンドをするのが夢でした』とあるボーカルが言っていたのを聞いて驚いた」というものです。
何らかの世界観を表現するための手段としてヴィジュアル系バンドとなるのではないのか、というのがその方の趣旨でした。
所謂、「手段」の「目的」化ですよね、何時の間にか手段が目的になっているという。
そしてまた、この方の意見が眞だとすれば、世界観そのものを表現するという「覚悟」が欠けている譯ですよね。


……ということで、短絡の感がありますが、自分にもその首吊りプレイのような「覚悟」が欠落しているかもしれない、と自省してみたりです。
実際に、首吊りプレイなんかは文字通りに「死」と隣合わせですしね。
『武道初心集』で述べたことの反復になってしまいますが、自分の傍にも「死」があることを念頭におくことを実にすぐに忘れてしまいます。
今日までの命と思って、人に対してもモノに対しても最期の最高の持て成しをせねばなりません。
目の前の者・モノがずっと存在するなどとは考えてはいけないのです、その覚悟が自分にあるかどうか……orz



……ということを、黒夢のインディーズ曲を聴きながら考えてみたりです。

わたしとー いきてたー ちゅうぜつーじっっ!


最近では、ギルガメッシュあたりが気になりますね……『遮断』が良曲だと思います。
そして、漸く霜月はるかさんが元々はSoundHorizonのメンバーだと知りましたorz



まだまだ暑い日々が続きますね。
何故に未だに夏日が続くのかでしょうか。