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※ 2週間くらい前に書いたものです。

なんとなく追記したいこととしては、マティスムンクは反対に位置する画家なように思える、ということです。


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絵画が野獣のようと称されたことから、例のフォーヴィスムという分野を確立した作家ですね。
『緑の筋』や『ダンス』あたりが有名でしょうか。
……とはいえ、フォーヴィスムと呼べるような絵は本当に「ダンス」くらいしかないような気も致しますが。
展覧会で絵が醜過ぎるということから、アメリカの画家の卵たちから出典した絵の代わり(模倣?)を燃やされるということも体験なさっているようですが(´・ω・)

マティスの絵は難しいですね(何。
自分も確かに何処が良いかと問われれば答えに詰まると思います。
マティス夫人の肖像』あたりは中々に衝撃的でしたが……
文章と同じく抽象的なものは、なかなか捉えようがないものですよね(´Д`;)


個人的に、朝日美術館の後ろの画家の年表を見るのが大好きだったりする譯ですが、殆どの画家は本当に志して初めから美術学校へ通って……というパターンが追いようです。
しかしながら、マティスは法学生を20歳とちょっとで止めて、美術学校に入学なさっているあたりに何処か感じるものがありますね。
画家としては圧倒的に遅蒔きながらも、名を残せた譯ですから……