第十一回MIDI検定試験 第一章


「第十一回MIDI検定試験」


――

第1章 【MIDIの基礎】
第十一回MIDI検定試験


(1)[MIDIの意味]
[a]…[2]
MIDIとは「Musical Instrument Digital Interface」の略称である。

Interfaceとは「情報のやり取りを仲介するもの」のこと。
Internetとは「インターネット」のこと。
Interactiveとは「相互作用的な」という意味。


[b]…[4]
MIDIとは『電子楽器の「演奏」データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格』のことであることを思い出せば良い。




(2)[ノートの基礎]
[c]…[4]
1つのノートに高さ(=ノートナンバー)、大きさ(=ベロシティ)、長さ(=ノートオン、オフ)の3つの情報が含まれている。
尚、音の「長さ」というのはシンセサイザーのように減衰しない音が開発されてから生じた概念である。



(3)[コンピューターの用語]
[d]…[2]
用語の知識を問う問題。

プロバイダーは一般的に「インターネットサービスプロバイダー」を指すことが多い。
プロンプトは「命令入力を受けるけられる状態にあること」を指す。DOSプロンプト、コマンドプロンプトなどがある。
プランクトンは「水中や水面を漂って生活する生物の総称」である。プランクトンがメチル水銀を摂取することにより水俣病が起きた。



(4)[MIDIの歴史]
[e]…[1]
[f]…[6]

MIDIが登場するより前の時代、アナログシンセサイザーが主流の時代は、各メーカーが独自の方式で制御していたため、制御に関する統一はされておらず、シンセサイザー同士を接続した使用には問題が多かった。
そのため複数の電子楽器を、それらが異なるメーカーの製品であっても連動して演奏・操作することを目的として、「日本」の電子楽器メーカーが中心となってMIDIという新規格を作成しだした。
その後、海外メーカーと協議・検討しMIDIが誕生、策定された。
「1982」年1月にアメリカで行われた会合で、最初のMIDI仕様が誕生した。これらの内容は同年10月にアメリカの専門誌上で初めて一般公開された。
wikipediaより)



(5)[コンピューターの知識]
[g]…[3]
[h]…[2]

「0か1か」という情報ひとつが1ビットで、それを8桁にしたものが8ビットで1バイトという単位になる。
尚、プロバイダの転送速度はバイトではなく、ビットで表記されるのが普通であるので間違えないように。



(6)[MIDIの接続]
[i]…[1]

MIDI OUT端子はメッセージを発信する端子である。
MIDI THRU端子はMIDI機器を介する時に用いるもので、外部から受け取ったMIDI信号をそのまま発信するする端子のことである。
MIDI TRHUはMIDI THRUと間違えやすい誤字。throughである。
しかし、最近はバスであるUSB端子を持つものが普通になってきたので、MIDI端子は使わないことが増えてきた。



(7)[MIDIの接続]
[j]…[4]

5pinのDINコネクターMIDI信号用のコネクターとして用いられる。


残りの単語は特にMIDIに関連性のない造語だと思われる。





――



今日は大学入試ということで、なんとなく何かしら自分の実力を試す検定をしてみようと思い「MIDI検定」の過去問なんかを見つけました。
せっかくだから解説もつけてみようかと思ったものの、飽きたのでこの辺で辞めますorz
暇を見つけて、ちょくちょく続けていこうか、と……


しかし、こうして解いてみると、もはやMIDIなんて時代にそぐわないものだよなと思ったりしますね。
MIDIケーブルとかもはや持ってないで作曲する人の方が普通なのでは、と思ってしまう訳ですが……