ノートデータ

「第十一回MIDI検定試験」

第十一回MIDI検定試験

第2章 【ノートデータ】


(1)[ノートデータの基礎]
[a]…[1]
[b]…[4]
[c]…[5]


1つのノートデータには音の高さ(=ノートナンバー)、強さ(=ベロシティ)、長さ(=ノートオン、オフ)の3つの情報が含まれている。


(2)[ノートデータの基礎]
[d]…[2]
[e]…[3]


ノートオンで音を出し、ノートオフで音を止める。
ノートオンのベロシティ値が0だと音が出なくなる。



(3)[音階の知識]
[f]…[3]


「ドレミファソラシ」
という音階は下記のように表される。


英語……C D E F G A B
イタリア語……Do Re Mi Fa Sol La Si
日本語……ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ


普段、我々がいう「ドレミファソラシ」はイタリア語由来である。
また英語表記の音階はコードネームを表す時に、またボーカルの音階を表す際にしばしば使われる。



[g]…[4]


オクターブは同じ音で異なる高さ(その音がn(Hz)の時、オクターブの周波数は …1/4n,1/2n,2n,4n…(Hz)、完全8,15…度)のもののことをいう。
ニゾンは違う楽器/人が同じ旋律(完全1度)を演奏/歌うことである。
異口同音は「多くの人が一致して同じ意見をいうこと」という意の四字熟語である。



(4)[鍵盤とノートナンバーの対応]
[h]…[1]

ノートナンバー以外にもベロシティ値やコントロールチェンジなどMIDIの扱う値は基本的に0〜127である。


[i]…[4]

鍵盤を思い出せばよい。
オクターブ(完全8度)の間に12個の鍵盤(白鍵7 黒鍵5)が存在する。
したがって、
C5はC4のオクターブ上だから、60+12=72がC5のノートナンバーとなる。



(5)[鍵盤とノートナンバーの対応]
[j]…[4]


実際に中央CをC3もしくはC4とするものそれぞれがある。

C3の場合は最低音A-1,最高音C7
C4の場合は最低音A0,最高音C8

となる。
実際に、計算しても良い。
C3 = 60
と前問にあるのだから、
21 = {60- 12*3(=36)} -3
= C0 - 3
= A-1
となる。



(6)[強弱とベロシティ値の対応]
[k]…[6]
[l]…[2]

ppp… 16
pp… 32
p… 48
mp… 64
mf… 80
f… 96
ff… 112
fff…127


が目安である。
16の倍数であることを覚えておけば良い。




――

正直、一番最後の強弱記号とベロシティ値の関係は知りませんでしたが( ゚д゚ )
ググってみたら、そう書いてあるサイト様が複数見つかったので、どうやら一般的なようです。