ミキシングについて考える (110815)
1.マルチモードで下書きする。
・この段階で音像を決める必要がある。
リバーブ、音量の大小 → 前後
パンポット → 左右
使用する全ての楽器の把握し、図示出来るように。
2.個別のトラックを録音し個々に調整した後、一つの曲とする。
EQは参考したもの(※1)を簡単にまとめると以下の通り。
・60Hz以下
シンセベース以外は振動音などのノイズなので、カット。
・60〜300Hz
リズムセクションの基音であり、楽器ごとに周波数をバラすのが良い。
・300Hz〜2kHz
殆どの楽器の基音が集まる。過度のEQ厳禁。
1kHzでベースのアタック音がブーストで強調できる
・2kHz〜4kHz
ソロ楽器がここに集まる。過度のEQ厳禁。
・4kHz〜7kHz
音色を決める倍音が集まる。
ブーストでクリアor癖が出て、カットで古めサウンド
・7kHz以上
ほぼ倍音のみ。
高音のノイズが乗っている場合もあるのでカットの有無でサウンドの明瞭度が変わる。
※1 「エンジニア直伝!エフェクト・テクニック基礎講座」 / リットーミュージックムック