生薬学1
1
タイソウはクロウメモドキ科植物ナツメの果実由来の生薬である。
正。
大棗。
レーズンみたいな果実。
冷え性に効くという説→夏→ナツメ
2
チモはユリ科植物ハナスゲの根茎由来の生薬である。
正。
知母→母の鼻が凄い→ハナスゲ
3
タクシャは、オモダカ科植物の塊茎から調製され、利尿などの効果がある。
正。
沢瀉。「沢瀉」と書いてオモダカと読む苗字がある。
タクシャは葉が矢尻にしているから武士に好まれ、「勝ち草」「勝草総」などと呼ばれてきた。
沢瀉→武士に好まれる→交感神経優位→利尿剤
4
正。
地黄。
養命酒の材料にも。
ゴマノハグサ科単独種自体は環境省レッドリストの絶滅危惧II種らしい。
5
センブリの原植物はリンドウ科で、開花期の全草が薬用とされ、苦味配糖体のスウェルチアマリンを主要成分とする。
正。
千振。
センブリの名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」ということからつけられたとされている。その由来の通り非常に苦味が強く、最も苦い生薬(ハーブ)といわれる。
スウェルチアマリンはその苦味配糖体の一つ。
TVの罰ゲームでセンブリ茶が用いられる。
同じリンドウ科のリュウタンとひかからないように。センブリはセコイリドイド配糖体のスウェルチアマリンを含むが、リュウタンはセコイリドイド配糖体のゲンチオピクロシドを含む。