[本棚]――[書籍]――[第54回]――[新しい重力理論]


ブルーバックスの209番の本です。


ニュートンの重力の話や万有引力から始まり……
重力の輻射、シュバルツシルト半径、果ては重力波などについてまで扱っておられます。

……後半の方は自分にはまだ高級過ぎるお話でしたけれどもorz

何気に無駄に感動したのが、九州歯科大の物理の問題(だったと思います)の意味がこの本を読んで分かったことでしょうか。
地球の自転と同じ周期で公転する衛星の問題を求める際に、普通にrとかではなくてnR(地球の半径のn倍)と置く様に指定されていたから疑問だったのですが……
実際に「衛星の半径が地球の半径の6.6倍だと地球の自転と衛星の公転が一致する」そうですね。
そのことを示すためにわざとnRと文字指定していたのかと思うと……出題者様の隠された意図が(;つД`)


ちょっと古いのも気になるところでしょうか……75年というところで。
いや、新しいのをすんなりと理解出来ることもないとは思うのですが(´Д`;)