ドラム&ベースラインの打ち込みについて


※ 注意!自分の知識を整頓する意味で曖昧な知識を偉そうに書いております。内容の正しさは保証しません。



ドラムとベースが曲の基本骨格です。
この二つで、打ち込みの際はベロシティ値を上手く弄って、曲のリズムとコード感を決定していきます。



今後の項目でも共通することですが、ドラム以外の打ち込みはノートオフのタイミングにも注意した方がほんの少し少し打ち込みくささが抜けます。
つまり、楽譜通りにベースを1小節に8分音符を8個できちっと埋めるのは良くないということです。
DTM的にいえば、1つ目の音がノートオフが240ならば、2つ目の音のノートオンが240ということに相当します。
8分音符で埋め尽くす場合でも、1つ目の音がノートオフが240ならば、2つ目の音のノートオンが200弱くらいにすると良いかと思われます。
アタック感ひいてはリズム感を出すには、デュレーションを短くするというのが意外と重要だと思います。
強拍をスタッカート気味に、デュレーションを普段の1/3〜半分くらいにしたりすると意外と面白かったりするかも知れません。



ドラムのバスドラとベースの発音は同タイミングで行うというのが一応の決まりらしいです。
恐らくそちらの方がリズム感を強く押し出されるためだと思います。
ただ、バスドラとベースの音域がぶつかり合うので後々どちらかをカットすることになると思われますが(;・∀・)
また自分が知る限りで例外は、ダンスやテクノに分類されるものでしょうか。
そういった系統の曲では8ビートでバスドラが表打ち、ベースが裏打ちになるようです。



リズムを創るにあたって、基本的に特定のリズムを前提に創る方法があると思います。
例えばワルツとかは馴染みが深いリズムではないでしょうか。
ワルツでは1拍目のベロシティ値を他の2拍目・3拍目のベロシティ値より強くすると少しだけ打ち込みくささが抜けます。
が、実際のところ、自分もクラシック音楽をやって初めて知ったのですが、2拍目が1拍目の方に寄ったりする、DTM的に言うと2拍目のアタックが1拍目の終りの方に入ったりするようで、きちんとしたものを創るにはそう単純にもいかないようです。



またBPMに相応したベースやドラムであるかも念頭に起きましょう。
基本的に曲が速いほど単調でも許されます。
ベースは遅い曲に関しては、メロディ的に動く方が自然な気がします。
ドラムは基本的に何小節かはループで構わないと思います。
ただモチーフが変わるところでドラムはフィルインをしないと繋ぎ目が不自然に聴こえることが多いですので、最後の小節はドラムは変えましょう。
よくみられるのが、タムで高い方から低い方に下がっていくフィルインです。



コードに関してはまた別の機会に……

一つだけ申し上げるならば、個人的にはコードが変わる直前でコードのルート音の真ん中を打ち込む方が滑らかに聴こえるので好みです。
例えば、8ビートでVI→IVのルート音でいく進行があった場合、VIの小節の最後の2音をVのルート音にしたりします。
絶対音感がある人にとっては少なからず不自然に聴こえるかも知れませんが(自分は全く聴こえません)、寧ろ滑らかな進行に聴こえると思います。


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なんという自分から自分への戒め文なのでしょうか(;・∀・)
自分自身も勉強不足なので
BPMに相応したベースやドラムであるか」
あたりがまだまだ甘いですね、、、