衛生化学
【人口動態・統計】
生産年齢人口は15-65で、それ未満が年少人口、それ以上が老年人口。
年少人口指数:年少人口÷生産年齢人口×100
老年人口指数:老年人口÷生産年齢人口×100
従属人口指数:(年少人口+老年人口指数)÷生産年齢人口×100
老年化指数:老年人口÷年少人口×100
現在の日本は老年化指数は100を越えているが、老年人口指数は100は越えていない。
人口増減の境界は合計特殊出生率(粗再生産率)が2.08である。
自然増加とは、年間の出生数と死亡者数の差のことである。
これを人口1000人当たりで表したものを自然増加率という。
純再生産率とは、1人の母親が一生の間に産む女児の平均数である。わが国においては1974年以降1.0を下回ったままである。
(92回 73 , 87回 64)
【疫学】
症例対照研究は……
・過去にさかのぼって調査する。
・罹患率が求められないので、寄与危険度を算出できない (オッズ比のみ)。
・稀な疾患の要因が解明できる。
要因対照研究は……
・将来に向かって追跡調査する。
・症例対照研究よりデータの信頼性が高い。
・調査に要する時間が長い。
(87回 65)