マリオカート(初代:SFC)について語る。簡易攻略もどき。

予め筆者の腕の方を述べますと、150ccでもCPU相手なら1位は取れるかな、といったところです。
チビキャラにする裏ワザを使うと、1位は全く安定して取れなくなる程度です。


ちょっと深いテクニックは全く知らないです。
Wikipediaを見て、今さっきSFCにもスリップストリームミニターボがあることに初めて知った程度ですので、TASみたいな動きは出来ません。







[キャラ性能]
<マリオ・ルイージ
平均キャラ。
最高速はクッパ・ドンキー以下、曲りの良さはキノピオ・ノコノコ以下。
安定はしているが、面白みには欠ける。




ヨッシー・ピーチ>
上級者向けキャラ。
言い換えれば、最弱キャラ。
特筆すべき点は加速のみで、それ以外はどれも他のキャラを下回る。




クッパ・ドンキー>
ロケットスタートさえ出来るスキルさえあれば強キャラ。
加速の遅さは酷いが、一方で最高速には目を見張るものがある。
加速の遅さから対戦・バトルゲーム等には不向き。




キノピオ・ノコノコ>
初心者向けキャラ。
……と紹介されているが、間違いなく最強キャラ。
ドリフトでカーブを変則的に曲がれるので、コースが複雑になればなるほどこれらのキャラが有利。
押しに弱い以外はこれといった弱点が見当たらない。





[コース]
難易度について

簡単 A<B<C<D 難しい



キノコカップ
マリオサーキット1>
難易度A。
コース上を走っていれば勝てる。


<ドーナッツ平野1>
難易度A。
前のコースに比べ、滑りやすい。
しかし、コースが幅広いので草道には突っ込みにくい。


<お化け沼1>
難易度A。
簡単なコースになっているので落ちにくい。
またショートカットもしやすいので、挽回も容易。


クッパ城1>
難易度A。
1周が長いが、ダッシュ板が設置されていることにより簡単になっている。
また150ccならば羽根を使ってショートカットも不可能ではない。


マリオサーキット2>
難易度B。
全体的にCPUが速いが、ダッシュ板+ジャンプ台があるので一応挽回しやすい。
また、CPUがコースをまたぐ直前に障害物を設置しておくと、下のコースに落ちるので差がつきやすい。




フラワーカップ
<チョコレー島1>
難易度A。
コース外に出ると非常にスピードが落ちる仕様。
最高速を維持し続けるのがやや難しいが、CPUもそこまで速くない。



<おばけ沼2>
難易度B。
コースが短い上に落ちやすいポイントが多い。
落ちずに且つコース終盤のダッシュ板に乗り続ければ勝てる。


<ドーナッツ平野2>
難易度B。
コースが長い上にやや複雑。
最高速維持はコース幅が狭いので困難ではあるが、CPUがそこまで速くないのが救い。


クッパ城2>
難易度C。
キノピオ系以外では最高速を維持するのは困難。
150ccだと最高速に近い状態で走っていると落ちる。
最後の直線はCPUの方が最高速が早いと思った方が良いくらい。



マリオサーキット3>
難易度C。
CPUが速く、最高速を維持していない状態では、ミスをすれば抜かれると思った方が良い。
150ccでの180°カーブは殆どのキャラで失速して回らざるを得ない。
最後にダッシュ板があるのが唯一の救い。




スターカップ
ノコノコビーチ1>
難易度A。
CPUがそこまで早くないうえに、抜け道がある。
尚、水上でギリギリ攻めていくならば、最高速の関係でクッパ系が有利な感がある。


<チョコレー島2>
難易度B。
スタート直後からコース幅が狭いので最高速をやや維持しにくく、また沼地に入らざるを得ないので最高速が失われる。
しかしながら、そこまでテクニックを要するコースではない。


<バニラレイク1>
難易度B。
ゴール手前でコース幅が狭くなっている箇所以外に難所はない。
1周目を先頭で走るときは氷に当たらないようにし、後続のCPUに氷を破壊させるように心がける。


クッパ城3>
難易度C。
150ccで普通に走ると落ちたり、180°カーブが続いたり、運が悪ければドッスンに通路を完全に塞がれたり……ともかく難所が非常に多い。
ダッシュ板の2箇所を確実に踏み、またその後も衝突を避けるように手堅くいけば勝てる筈。
尚、ダッシュ版があるので羽根を使うとショートカットができる。


マリオサーキット4>
難易度C。
180°カーブを筆頭に、コースにほどよく土管が設置されており、難しいコース。
またCPUの速度自体も速く、基本的に最高速で走り抜けるように心がけないとすぐに抜かれる。
ダッシュ板も何もないので、大きなミスをしないことが重要。




スペシャルカップ
<ドーナッツ平野3>
難易度D。
マリオカートで1、2位を争う難易度。
基本的にテクニックが必要なうえに、通路が狭くCPUとの接触が必至であるので、ヨッシー系やキノピオ系は気を配らないといけない。
特にチビキャラでやった時は、高確率で一回以上はCPUに踏まれるので、ここが最難関。
水中に向かってキノコを使うことでショートカットが出来なくもない。



ノコノコビーチ2>
難易度D。
前者と同様に1,2位を争う難易度。
一面に水面が広がって最高速を維持できない、及び、きちんと走れる箇所が少ない最高速を維持しにくいコースとなっている。
更にその上にCPUの速度が大変速い。
アイテムの利用なしでは、最高速が一番遅いヨッシー系は1位を取ることは不可能なのではないかとさえ思う。
特に最終ゴール直前のストレートでCPU2台に一気に抜かれるというのも十分にあり得る話なので、最後まで全く気を抜けないコースである。


<おばけ沼3>
難易度B。
ところどころに大きな穴は空いているのに注意して、落ちずに走ればまず勝てると思われるコース。
更にダッシュ板+ジャンプ台まであるという親切設計である。


<バニラレイク2>
難易度B。
ミニジャンプを駆使して出来る限りコース全体の内側を通るのがポイント。
CPUより内側を走っており、且つ湖に落ちるということさえしなければ、普通に勝てるコース。


レインボーロード
難易度C。
スピードを維持して落ちなければ勝てる。
他のコースと異なり、路面自体がカラフルなので、設置された障害物が視覚的に判断しにくい点には特に注意。
CPUが速くないのが救い。






懐かしいSFCマリオカートですが、初心者向けと紹介してあるキノピオが何故か間違いなく最強キャラです。
ヨッシー系は、使うとしたらバトルゲームくらいしかない気もします(加速度が極端に遅いクッパ系だと、その加速度の遅さゆえに相手から赤甲羅を2回連続ぶち込まれる可能性もあるので)。
しかも、ヨッシー系は意味もなく滑りやすいです。
まだその辺をよく理解してない子でヨッシーというハードモードを選ぶ子も多かっただろうに……。


コースに関しては、何故スペシャルカップは前半2つのコースをやたら難しくしたのか疑問です。
スペシャルカップを出しても、最初のドーナッツ平野がクリア出来ないという人も多かったのではないでしょうか。
初めの2つさえ抜けられる実力さえあれば、レインボーロードまで辿り着くのは難しくはないと思います。


他にはコースによってCPUの速さがだいぶ異なるのが気になるところですね。
もうちょっと均一化出来なかったのかな、と。
とはいえ、CPUも基本はプレイヤーのスピードに合わせてくれるという新設設計ではあります。
チビキャラでプレイした時などは、周りのCPUの速度低下が顕著です。
一人が非チビキャラで、もう一人がチビキャラで二人プレイした場合は、チビキャラを使用した方はまず勝てないといっても過言ではありません。