燃費記録・瞬間燃費計から考えるフィットハイブリッド燃費の良い乗り方


車に関しては工学部的な知識については全く知らない他学部生が4か月ほど乗り回したフィットハイブリットについて感じたことを書いてみます。
総走行距離は6000km越え、燃費は21.2km/Lです。







1.車の走らない時間帯を走る


一定の速度で走り続ける、というのがやはり最も燃費が良い走り方のようです。
したがって、他の車に遮られることのない、また信号機の作動が少ない、深夜〜早朝が最も燃費よく走れます。
早朝・深夜と通勤時間帯と比べると、前者は良い時で25km/Lいきますが、後者は10km/L後半台しかいきません。



一見すると余り現実的な方法ではないように聞こえるかもしれませんが、普段の通学・通勤時間より早く、帰宅ラッシュよりも遅くするだけで大分ことなるように感じます。
特に自分の通学路ですと、朝の通学時間を1時間速くするだけで、燃費が5km/L変わるということもあります。




2.悪天候を避ける


例えば豪雨等が降っていると、顕著に燃費が落ちます。
一定速度を示す「緑」が簡単に「水色」に変化するようになります。


……というのは当然だろうと思われるかもしれませんが、特に路面が濡れているかどうかが大きいようです。
雨が降った直後で路面が乾いてない状況でも、やはり燃費は伸びません。
およそ2割程度は燃費は落ちるように体感してます。





3.EV走行で走るように心がける



他社のハイブリット車がどうなっているかは知らないですが、フィットハイブリットはEV走行で意図的に走ることができません。
したがって、スピードの出せない市街地では出来る限りEV走行で走るように心がけます。
フィットハイブリットは30-40km/hの平坦な道で一定速度で走り続けたときEV走行を、また60km/hあたりからアクセルを押しながらもゆっくり一定で減速している時もEV走行をするようです。
モーターとエンジンの利用状態を表示するモードでも確認できますが、瞬間燃費計でも50km/L(事実上∞?)の最大限を示すのでそちらでも判断できます。


通勤時間に市街地を走り試したことがありますが、意図的にEV走行をした方が燃費が良く、うまくいけば20km/h台に乗せるのも可能でした。






4.クリープでは走らない、速いスピードでは走らない



瞬間燃費計を見るとクリープで走ると目盛が1つくらいの燃費でしか走ってないようです。
一方で、上の値は90km/hを越えたあたりから、下り坂以外では、燃費が悪くなるように体感してます。


スピードに関してはEV走行する速度以上、80km/h以下で出来るだけ一定に走り続けるのが良いようです。
30km/h以下だと燃費は全然伸びませんので、ゆっくり走ればよいというものでもないようです。




5.その他検討項目


・上り坂ではスピードを落とす
瞬間燃費計によると、減速をすればするほど燃費が伸びます。したがって、それなりにスピードがついているときは上り坂を登るときはゆっくりアクセルを外していくと瞬間燃費計を見る限りでは燃費がむしろ上昇したりします。……本当でしょうか?
いずれにせよ、坂道の天辺では速度を落とすように定められていたと記憶していますが……




・一気に目的の速度まで上げてしまう
瞬間燃費計を見ている限りでは、ゆっくり加速するのも一気に加速するのも同じくらい燃費が悪いように見えます。したがって、加速の時間を短くするために目的の速度まで一気に速度を上げ、残りは一定速度で走った方が燃費が良い運転ができる気がしますが……本当でしょうか?
いずれにせよ、それなりに大きい道だと緑のランプで走り続けようとすると後続の車に迷惑になりますが……


なので、まとめると
加速時 ⇒ ランプの色はさほど気にせず加速する
減速時 ⇒ 水色以上のランプがつかないようにゆっくり減速する
となります。
少なくとも自分はそうしてます。



・EV走行にしたいとき
40km/hを少し上回る勢いでアクセルを押し、40km/hを越えるあたりでアクセルを一旦離し、その後一定速度になる程度に押す。
少し減速感があった方が、純粋に加速して突入するよりも、EV走行モードに突入しやすい気がします。






以上です。
指摘や他の良い走り方等、何か教えていただけると有難いです。