プラザキサについて

プラザキサは2011年に承認された直接トロンビン阻害剤である。ビタミンk含有物を摂取できなくなるワーファリンと異なり、食事制限を受けない、またワーファリンと異なりPT-INRを検査する必要がない、という利点があり、二次止血の薬としてワーファリンに代わるものとされた。しかしながら、今年度8月にブルーレター(安全性速報)が発出され、死亡例を含む重篤な出血性の副作用が通達された。